あけましておめでとうございます ^^
2019年最初の記事は、初夢を特集してみます。
初夢の意味は?いつの夢のこと?
初夢も、普段の夢も、メッセージとしては変わりませんが、普段の夢は現在または近日中に注意すべき事柄などのメッセージであるのに対し、初夢は2019年1年間を通したメッセージであると考えられます。
そもそも夢占いが当たったり、信じられている根拠は、以下のものがあります。
- ユングなどの研究した心理学、または派生した研究を根拠
- 潜在意識が宇宙(高次元)と繋がっており、潜在意識は時間を超えて「知っている」という説
- 昔からの言い伝え
ですので初夢の意味を探る場合は、普通の夢占いとして解釈して、それを一年に拡大して解釈すれば良いかと思います。
また初夢はいつ見る夢でしょうか?一般的には元日から2日にかけてか、2日〜3日に見る夢だそうです。
夢は朝方や起きる直前に見ていることが多いので、元日の朝、起きる前の夢の記憶が初夢、と思いがちですが、違うのですね。
初夢の縁起物の意味と由来
初夢の意味で、縁起の良い物、縁起の悪いとされているものは、ほとんど昔からの言い伝えです。例えば以下のものが縁起が良いとされています。
一富士二鷹三茄子
いちふじにたかさんなすび。有名ですね。実際、この夢を見たという話は聞いたことはありませんが笑。
富士山は日本一高い山ですし、美しさも相まって昔から信仰の対象とされてきました。富士は無事・不死、にも通じます。日本人なら納得しやすいのではないでしょうか。
鷹も、「高い」に通じますし、高貴なイメージからいかにも縁起が良さそうですよね。
茄子は縁起が良さそうには思えないのですが(笑)、ちょっと調べてみると
表面がツルツルしている→毛がない→怪我ない
に通じるとか。こんなダジャレというかこじつけによる言い伝えは日本には多いですよね w
だじゃれでいえば「事を成す」という意味もあるようです。
一富士二鷹三茄子の由来は富士信仰
またさらに調べてみると、富士信仰のなかでも駒込にある駒込富士神社に由来があるようです。駒込富士神社が出典元だとすれば、ダジャレは後付けの意味かもしれません。
駒込富士神社(東京都文京区本駒込) – 最も古い富士講組織の1つがあり、町火消により組織された。初夢で有名な「一富士、二鷹、三茄子」は、この駒込富士神社に由来する。神社周辺に鷹匠屋敷があった事、駒込茄子が名産物であった事によるという。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E4%BF%A1%E4%BB%B0
徳川家康がルーツという説も
駿河国出身の徳川家康が広めた、という説もあります。
富士山は駿河国(武田信玄の甲斐国も半分そうですが)、鷹は家康の趣味でもある鷹狩り、茄子も駿河国の名産で、家康の好物でもあったという説。
広まったのは江戸時代のようですが明らかな出典がないので、そうかもしれない、としか言えません。
言い伝えの夢占いは当たるのか?
さて、出典はともかく、昔から言い伝えられてきた一富士二鷹三茄子。
この夢を初夢の元日の夜または1月2日の夜にみることができるのは中々ないとは思いますが、実際に見ることができたなら、良い一年になるのでしょうか?
私の答えはYes(当たる)です。なぜなら、夢が潜在意識からのメッセージとして伝えるのですから、世間が「縁起が良い」と認知しているものを使って幸運を想起させていると考えられるからです。
(ただし日頃の願望も夢にでますので、その違いを判別することは必要です)
初夢で見たい○○の夢の意味
初夢で見たい夢を望んで見ることができたら、いい一年にできそうですけど、潜在意識からのメッセージであると考えれば、見た夢をしっかり解釈した方が有効でしょう。
ここでは、主に夢に出やすい仕事の夢、彼・彼女・好きな人の夢、食べ物の夢を特集してみました。
初夢の意味(1)仕事
仕事の夢は、普段からみやすい夢の一つです。なぜって、社会人であれば何かしら仕事をしているので日常の延長だからです。
お正月から仕事の夢なんて、、、とお思いでしょうが、やはり人生における仕事のウェイトは大きいので、初夢としてみてしまう人が多いのでは?
ただし、日常の延長で夢をみてしまう可能性も大きいので、それが初夢としての「お告げ(予知夢)」を意味するのかどうかを最初に吟味する必要があるでしょう。
初夢に仕事の夢をみたけれど、それって予知夢?
予知夢には特徴があります。今回は初夢特集なので詳しくは書きませんが、簡単に言えば以下の特徴があります。
- シンプルかどうか?(普段の仕事のように、ダラダラと進行する夢は違うかも?)
- 印象的かどうか?(強烈なシーンが心に残れば、潜在意識からのメッセージかも)
- 違和感を感じるかどうか?(心の引っかかりがあれば、その夢の細部に思いを寄せてみる必要があるかも)
予知夢っぽくなければ、1月1日〜2日の夜にみた初夢だからといって、それにこだわる必要はないでしょう。
昇進・昇給しそうな仕事の初夢
初夢で仕事のシーンが出た時に、どんな状況だったら昇進や昇給につながる夢でしょうか?ピックアップしてみました。
- 一つの仕事を成し遂げた達成感を感じている
- 仕事を別の誰かに引き継ぎをしている
- 左遷されてしまう夢(逆夢なので昇進の可能性あり!)
- 仕事が終わってくつろいでいる
- 仕事に追われている(けれど目覚めた時に疲労感がない)
初夢の意味(2)好きな人
好きな人の夢は願望を表している場合が多いですので、仕事編に書いた通り、それが予知夢としてメッセージ性を持っているか?をやはりチェックしてください。
とはいえ、初夢に好きな人(彼・彼女)の夢をみたのなら、気分はいいのでは?いい気分の夢であれば、例え予知夢でなく、ただの雑夢であってもツイてる!と前向きに捉えておきましょう ^^
初夢に縁起が良さそうな好きな人の夢
- 好きな人に冷たくされる(逆夢)
- 好きな人が訪ねてくる
- 好きな人と喧嘩する(逆夢)
- 好きな人と水(プールなど)に入る:発展の兆し
好きな人が夢に出る、ということは、そのまま願望であることが多いです。つまり上記のような普段とちょっと違うシチュエーションや、違和感があった場合には、予知夢である可能性があります。
また好きな人以外の第三者やアイテムに注目すると、何かヒントが隠されているかもしれませんね。
初夢の意味(3)食べ物
食べ物も日常の延長の場合も多いですが、印象に残った食べ物に、予知夢としてのメッセージが含まれているかもしれません。初夢に食べ物がでたら、どんな食べ物だったのか、どんな状態だったのかをよく思い出してみましょう。
ここでは、初夢として縁起がよさそうな食べ物を集めてみました。
縁起の良いものを食べる夢
- 普段は食べないような虫や獣の肉・内臓を食べる夢:気味が悪いですが、吉夢です。今までなかった大きな力を獲得するかも。
- ナスを食べる:初夢としては有名な吉夢ですね。食べる場合は、子宝や結婚を暗示します。もちろん食べなくてもナスが出れば金運や昇進などが暗示されるとても良い夢です。
- はちみつを食べる:恋愛、金運、その他喜びごとを暗示。はちみつは幸運の象徴です。
- 鯉を食べる:鯉もラッキーアイテムです。成長、栄達の象徴。食べる夢も吉。
- 芋を食べる:男性(男根)の象徴と解釈される場合もありますが、予期せぬご利益、財産が増えるなどの暗示。ただし芋を送る、小さいなど状況によっては逆の場合も。女性がサツマイモを食べるのは性的な願望。
- 海老・鯛を食べる:海老も鯛も長寿や幸運の象徴です。大きさも意味を持ちます。
- お米:お米は典型的な財運・金運の象徴です。食べるというよりも米俵や蔵に米がたくさんあるような夢だと大吉夢です。餅を食べる夢も吉。
- 肉を食べる:肉を食べる夢は全般的に吉夢です。ただし生肉はだめ。
- 桃を食べる:桃は幸運、健康・長寿の象徴。邪を祓う果物とされてきました。初夢で桃を食べたら開運や病気が治るなどよい知らせです。
2019年初夢のまとめ
いかがでしたか?この中にないアイテムや状況の夢を見た方もいらっしゃると思います。その場合は、そのアイテムや状況が自分にとって特別な意味を持っていないか?考えてみてください。
また単純に良い夢か悪い夢なのかを判断するのは、寝起きの印象や直感も重要です。
さらに言えば、2019年の今年1年を良い年にするには、普段の心がけ(楽しく振る舞う、笑顔でいる、良い言葉を使う)ことが大事です。
初夢の意味を探って一喜一憂するのも楽しいことですが、夢に引っ張られることなく前向きに夢を持って(笑)、いい一年にしましょう。